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◎誂え御念珠の製作例
紳士用


紳士用は玉の大きさによって20玉や22玉となります。入荷した石を専門の石材メーカーが、最善の大きさを導き出し加工しています。※平均10〜12mm前後です。

婦人用


婦人用は使用できる石が豊富です。紳士用よりも石が小さく、石質の良い部分を取り出すことがし易くなる為です。

※上記写真の色は、ご覧になっている環境及び機材によって、実際と異なることが有ります。予めご了承下さい。


◎使用石別価格表

※2021/10/21更新


誂え御念珠の石は全て天然石の為、価格が変動致します。その為価格表と差異が生じる可能性がありますので、ご依頼の際には必ず事前御見積をお送り致します。御注文はこの御見積書をご確認後に頂くこととなりますので宜しくお願い致します。

詳しくは別ページ「御注文の流れ」をご参照下さい。


★ここからは御念珠に使用される石のご紹介です。

参考文献:日東書院 宝石と鉱物の大図鑑
写  真:日東書院 宝石と鉱物の大図鑑及び弊社撮影データ等
※原石或いは加工済みの石の写真はあくまでも色等の参考資料であり、製品と同一のものではありませんので、予めご了承下さい。

パイライトインクォーツ


透明な水晶の中にパイライトの小さな結晶が散りばめられた宝石の事。パイライトは五角十二面体の黄鉄鉱の結晶でパイライトヘドロンとも呼ばれ、鉄で叩くと火花が散ることにちなみ、火を意味するギリシャ語のパイから来ている。

カイアナイト


藍晶石。普通は青或いは灰青色で、それらの色が一粒の単結晶のなかで入り混じったり、層をなしたりしていることの多い宝石。緑系、オレンジ系や無色の物も存在。数十年の間に透明なものも発見。加工・研磨すると深い艶が出て色の濃さはサファイヤ並とも言われる。

アクアマリン・モルガナイト

 アクアマリン  モルガナイト
アクアマリン、正しくはアクワマリンで、淡く透明感のある水色から緑青色、モルガナイトはピンク系からライラックカラー等が中心となる。分類上は緑柱石(ベリル)で、エメラルドなどと同種の宝石。幾何学的な結晶体になることでも知られている。含有する微量の構成物質の違いが様々な色を持つ要因。

エピドットインクォーツ


透明な水晶の中にエピドットの小さな結晶が散りばめられた宝石の事。エピドートとも呼ばれる柱状結晶を作る石で、緑色系が美しく、水晶の中で見る角度によって異なる色合いが見える場合も有る。

ガーネット

 
一般的には赤をイメージする方が多いが、実際にはグリーン系、オレンジ系、イエロー系など様々な色があり、人々を魅了する美しい宝石。色が豊富故に、他の石と混同されるがちなことでも知られる。今回の御念珠は赤系、グリーン系、オレンジ系の3種類。

サファイヤ


サファイヤと言えば透明感のある深いブルーが有名な宝石。しかしこの石もグリーンやイエローなど、更には無色のものもある色の豊富さで知られる。今回の御念珠はブルー系とピンク系。

サンストーン(日長石)


灰曹長石という鉱物としてではなく、その見た目から名前が付けられた宝石。赤味がかった綺麗な発色がその名の由来。

スギライト


その名前は発見者の一人で、日本人の岩石学者である杉健一氏にちなんでつけられた名称。ピンク系から茶の掛ったような色も有る宝石。大きな結晶にはなりにくいので希少性もある。

タンザナイト


ゾイサイト(灰簾石)と言う鉱物の中で、紫から青に掛る色の物がタンザニアで産出される事から、この名前が付いた宝石。見る角度によって違う色合いに見えるカラーチェンジの特性から人気の高い石。

トルコ石


ターコイズと言う名でも知られ、説明をする必要が無い程知名度の高い宝石。スカイブルーから緑色などの色があり、比較的柔らかい為色々な装飾品に加工され使われている。

ラピス・ラズリ


光が殆ど透過しない深い藍色を構成する主成分ラズライトに、黄鉄鉱(黄色)や方解石(白)の細かな結晶を含有。まるで澄んだ夜空に散りばめられた星を眺めるように惹き込まれる美しさで、古来より非常に人気の高い宝石。

ラブラドライト・ブラックラブラドライト


カナダ、ラブラドール地方で初めて産出された事から付いた名称の宝石。灰長石と呼ばれる変種でサンストーンなどと構成物質の比率が異なるもの。青を中心に角度などで虹色が浮かび上がる。
更に濃色で黒にまで達するものをブラックラブラドライトと呼称している。

ラリマー


世界のあちらこちらで産する、ペクトライトと言う種類に属する石。スカイブルーから乳白色が複雑に混ざり合い、青空に浮かぶ雲や青い海原と白波と言った、自然界の美しいコントラストを見せる宝石。

金線水晶・ブラックルチル


針水晶(ルチル)と呼ばれるのは、水晶の内部にチタンの成分が細い針状に内包されている宝石。黄色から金色に見えるものを金線水晶、また二酸化チタンが黒く発色している物をブラックルチルと呼称している。含有物の種類や量によって赤味が掛るものなど、種類も多い。

紫水晶


アメジスト、正しくはアメシストと呼ばれる、深く透明感のある紫色をした水晶。その高貴な色合いから古くからアクセサリーやお守りなど様々に使用されてきた。色を帯びる水晶には、水色を帯びた青水晶、淡いレモン色を帯びた黄水晶等、赤味を帯びた紅水晶など多種存在する。

レッドストロベリークォーツ

この石も数ある水晶の変種の一つ。赤から赤紫のインクルージョンを持ち、様々なグラデーションを醸し出す宝石。そのグラデーションのおかげで年齢や服装などとのアレンジがし易く、人気のある石。
 
アンデシン


長石として知られるラブラドライトなどと同属性の石で、中でも赤い色の物の知名度が高く一般的。実際にはピンクや茶を帯びたものもある。背景の色に因って異なった色に見えるカラーチェンジをするものも有り、変化に富んだ姿を見せるのが特徴の宝石。

スティーブナイトインクォーツ


スティブナイト(輝安鉱)と言う、黒い硫化アンチモンの結晶をその中に内包している水晶。透明な水晶の中に日本刀のようないぶし銀に近い黒の結晶を含み、パワーストーンとしても人気の高い宝石。

レッドファントム グリーンファントム


ファントムクォーツと呼ばれる水晶は、生成過程で気泡等が含まれ幻影の様に折り重なって見える事から、この名で呼ばれる宝石。和名は幽霊水晶、幻影水晶と呼ばれる。含有される成分により、赤や緑などのインクルージョンが入る。

アメトリン


紫水晶(アメシスト)と黄水晶(シトリン)が混じりあった水晶の変種。紫からレモンカラーへのグラデーションが美しい宝石。希少性が高く、人気がある石。

糸魚川翡翠

 
硬玉として知られ勾玉として出土されたものも有る、日本で古来重用されてきた宝石。綺麗な緑色でその和名からも分かる通り硬く、加工が難しいとされていた石でもある。本翡翠とも呼ばれる。
中国などで産出される軟玉も翡翠と呼ばれるが、この2種類は見た目が似ているものの、全く組成の異なる別の鉱物である。特に中国では硬玉は産出されない。

黒ビルマ翡翠


現在のミャンマーで産出される為、国名が変わっても通り名としてこの名前が有る、灰色から黒色の宝石。こちらも糸魚川翡翠と同様硬玉に属する石。

ピーターサイト


紺虎目石や虎目石が何らかの理由で粉砕され、クォーツと混ざり合い再度硬化したものと言われている宝石。その誕生の経緯からも分かる通り、紺色から茶や黄色など複数の色が不規則に混ざり作り出す色彩が美しい石。

チャロアイト


発見されたチャロ川の名にちなみ名付けられた。スギライト、ラリマーと並ぶヒーリングストーンとしても人気の有る宝石。やや柔らかい為彫刻材としても利用されている。藤色から濃紫色の色彩が混ざる独特の色合いが美しい石。