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最後に仕上げの種類を決めましょう

★仕上げの種類
仕上げには以下の3種類があります。
・白木地仕上げ・・・桐そのものの木肌の色と風合いを生かした仕上げ



・焼桐仕上げ・・・・表面を高温のバーナーで焼き焦がし磨いた仕上げ
・焼桐民芸調・・・・表面は焼桐仕上げと同様に、金具などインテリア性を強調した仕上げ



お部屋のイメージや設置環境、また他の家具などとの調和などを考えて、お好きな仕上げをお選び下さい。各々に長所短所はありますが、着物を始め高級衣類をしっかり守ってくれることは、全く変わりません。
最近は桐箪笥と称していても、低品質の桐材を塗装した物や晒(さらし=漂白)している物が、低単価で販売されているケースが散見されます。これらは場合によって正絹そのものを傷めたり、折角の染めを変色させてしまう原因にもなりかねません。和装屋が和装品の為の、本当に良い箪笥を手にして頂きたいと思うのは、大切な着物を長く着て頂きたいからです。箪笥を買ってから後悔して頂きたくないからです。


【油単の誂えについて】
油単(ゆたん)とは元々「物を包んで保管する際に使用する、油を染み込ませた紙や布。」が始まりです。その昔こうり(行李)箱と言う籠に衣類等を収納していた頃、長期保管する際に空気と湿気を遮断し、酸化などの劣化を抑制する為に使われていました。それが物を保護するものとして名前が残り意味が変わり、箪笥などを覆うカバーするものを指す名称となっていきました。
小さな箪笥ならば、わざわざ油単を購入する必要はなく、お手持ちに四巾(よはば)、つまり125〜130cm以上の綿のふろしきが有れば、上から掛けておく事でその役目を果たしてくれます。ふろしきをお持ちでない場合は、左のサイドメニューからふろしき選択し、ご希望のサイズをお選び頂く事が出来ます。併せてご活用下さい。

昭和の時代までは俗に言う婚礼家具と共に用意されることが多く、嫁ぎ先の家紋を染め抜いた物も多く見られました。現在では市販されている油単は非常に少なく、サイズも限られている為ほとんどがオーダーメイドです。弊社ではこの油単も誂えて頂く事が出来ます。


★油単の誂え
素 材:綿・・・ブロード、天竺、シャンタン等の綿素材
 色 :濃紺、朱、紫など指定色でお作りします。
   ※布などの色見本が有れば、似寄の色でお作りする事も可能です。
形 状:三方、四方のどちらかをご指定下さい
図 案:無地・家紋・各種ロゴ・氏名・寄贈日等自由
サイズ:箪笥の正確な外寸法、幅・奥行・高さをお知らせ下さい。
   ※総桐箪笥と一緒に御注文の場合は、サイズのご連絡は不要です。